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【Q&A】なぜジムではトレッドミルが人気なの?理由と効果を解説

「雨の日や暑すぎる日でも運動がしたい…」
そんなとき、ジムで多くの人が選んでいるのがトレッドミル(ウォーキングマシン)です。

トレッドミルは天候や時間に左右されず、快適な環境で有酸素運動ができるため、初心者からベテランまで幅広く利用されています。速度や傾斜を自由に調整できる点も魅力です。

本記事では、パーソナルトレーナー歴16年の筆者が、トレッドミルの人気の理由と効果初心者とベテランの使い分け屋外ウォーキングとの違いについてわかりやすく解説します。日常の運動習慣づくりやダイエットの参考にしてみてください。

なぜジムではトレッドミル(ウォーキングマシン)が人気なの?

トレッドミルは天候や時間に左右されず、安全かつ快適な環境で運動ができるからです。

速度や傾斜を自由に調整でき、初心者から上級者まで、自分の目的や体力に合わせて使える点も人気の理由の1つです。

ジムで有酸素運動のトレッドミル(ウォーキングマシン)が人気の理由

トレッドミルが人気の理由
  • 天候に左右されない
  • 一年中快適に運動できる空調環境
  • ペース調整が自由で初心者にも最適
  • 操作が簡単で誰でもすぐに使える

① 天候や季節を気にせず続けられる

屋外ウォーキングランニングは天候の影響を受けやすく、雨や雪、猛暑日は中止せざるを得ません。トレッドミルは室内にあるため、一年中同じ条件で運動できます。

また、屋外と異なり、ジム内は温度や湿度が一定に保たれているため、夏の猛暑や冬の寒さに左右されずに運動が可能です。体温調整がしやすく、体力を無駄に消耗しません。

特に梅雨や真夏・真冬は屋外運動のハードルが高くなるため、この時期こそトレッドミルを活用すると継続しやすいです。

② 体力に合わせた負荷調整ができる

トレッドミルは、速度傾斜を自分のレベルに合わせて設定できるため、ウォーキングからランニングまで幅広く対応可能です。

実践アドバイス
  • 初心者:時速3〜5kmで5〜10分歩く
  • 中級者:時速6〜8kmで軽いジョギング
  • 上級者:傾斜+時速8〜10kmで持久力強化

③ 初心者からシニアの方まで安全に使える

操作パネルがシンプルで、緊急停止機能も備わっているため、運動経験が少ない方や高齢者でも安心して利用できます。

トレッドミルの始め方
  1. 最初は短時間からスタート
  2. 姿勢は背筋を伸ばし、足元を見すぎない
  3. 急な速度変更は避ける

トレッドミルの使い方を解説|初心者とベテラン別の活用法

初心者とベテランの方ではトレッドミルを使うタイミングや目的が異なります。

利用者層トレッドミルの使い方目的具体的な方法
初心者ウォーミングアップ怪我予防・体温上昇3〜5km/hで5〜10分歩くor軽く走る
ベテラン筋トレ後の有酸素運動脂肪燃焼の加速7〜10km/hで20〜30分走る、傾斜設定で強度調節

初心者はトレッドミルをウォーミングアップでの利用

初心者はトレッドミルを主にウォーミングアップとして活用します。運動前に軽いウォーキングやジョギングを行うことで、筋肉や関節を温め、心拍数を徐々に上げていきます。これにより怪我のリスクを減らし、運動パフォーマンスを高める効果があります。

具体的な使い方

  1. まずは時速3〜5km程度のウォーキングから始め、5分ほど体を慣らします。
  2. 筋肉が温まってきたら、徐々にスピードを上げて軽いジョギングに移行します。
  3. ウォームアップの目安は5〜10分程度が目安です。
JUN

これらは、ジムで初心者に指導される内容です。

ジムに通い慣れたベテランは筋トレ後にトレッドミルで脂肪燃焼を加速

ジムに慣れたベテランは、筋トレと脂肪燃焼のための有酸素運動を分けて行います。

筋トレでは、筋肥大の効率を高めるために、できるだけ高重量を扱うことが求められます。
先に有酸素運動を一生懸命やってしまうと疲れてしまうので、筋トレ後にもってくるのです。ベテランの方は体調管理や脂肪燃焼のために、比較的長時間の有酸素運動を行うことが多いのでこの方法が好まれます。

たろうくん

ベテランの方でもウォーミングアップにトレッドミルを使う人も多いよ。

具体的な使い方

  1. 筋トレ終了後、20〜30分程度の中強度(心拍数50〜70%程度)のウォーキングやジョギングをトレッドミルで行います。
  2. 速度の目安は時速7〜10km/h。体力に合わせて調整し、無理のない範囲で継続することが重要です。
  3. 傾斜をつけることで消費カロリーを増やし、さらに脂肪燃焼効果を高めることもできます。
JUN

有酸素運動を1時間など長時間行う場合は、筋トレ直後にプロテインなどを先に補給して、その後にトレッドミルを行いましょう。

トレッドミルと外歩きの違い|ダイエット・健康への効果を比較

屋外ウォーキングは自然な起伏や日光浴の効果があり、メンタル面のリフレッシュにもつながります目的や気分に応じて使い分けるのがおすすめです。

どちらにもメリットがあるため、目的や好みに応じて選びましょう。

比較項目トレッドミル屋外ウォーキング
天候の影響受けない受ける
足腰の負担クッション性あり路面によっては負担あり
気分転換効果やや少ない景色の変化でリフレッシュしやすい
継続しやすさジム通いが必要いつでもどこでも可能
たろうくん

屋外ウォーキングでも同じような効果なら、ジム代がかからずお得だね!

まとめ|トレッドミルとウォーキングを習慣化して健康維持に

トレッドミルは、天候や時間を気にせず、目的や体力に合わせて運動できる便利な有酸素運動ツールです。ジムでの利用はもちろん、自宅や日常生活にウォーキングを取り入れるだけでも、体力向上や健康維持、ダイエットのサポートが期待できます。

ポイントは自分の目的に合わせて無理なく続けることです。

  • 脂肪燃焼を狙うなら、筋トレ後や中強度の有酸素運動を
  • 健康維持や習慣化が目的なら、短時間のウォーキングからスタート

ジムでのトレーニングと屋外ウォーキングを組み合わせることで、より継続しやすく、心身のバランスを整える効果も期待できます。無理のない範囲で、あなたに合ったスタイルを見つけてみましょう。

ぜひ参考にしていただき、これからの有酸素運動の際の参考にしていただけると嬉しいです。

▼日頃の発信でも紹介している内容です。「コンパクトにまとまった」Xの投稿はこちら

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