【完全ガイド】ホームジムの費用はいくら?初期費用・維持費・節約術を徹底解説!

「ホームジムを作りたいけれど、実際どのくらい費用がかかるんだろう?」とお悩みの方はいませんか?
ジム通いの月会費を考えると、長期的にはホームジムのほうがコスパが良いという声も多くあります。しかし、いざ始めようとすると「器具の値段」「防音や床材」「スペースの確保」など、何にどれだけお金が必要なのか分かりにくいのが現実です。
私はパーソナルトレーナーとして16年間、一般の方からアスリートまで幅広く指導してきました。その経験から、「ムダのないホームジム構築の費用」と「失敗しないお金の使い方」をお伝えします。
この記事では、初期費用から維持費、節約のコツまでまるごと解説。読み終えるころには、自分に合った現実的な予算と構築プランが明確になります。
理想のトレーニング環境を作りたい方は、最後まで読んでください。
ホームジムの費用はどのくらい?【平均と相場感】

ホームジムの費用は、目的・器具の種類・スペースによって大きく変わります。
ここでは「最低限のホームジム・中級者用のホームジム・本格派のためのホームジム」の3パターンに分けて、目安を紹介します。
ホームジムの費用目安
| レベル | 初期費用の目安 | 維持費(月額) | 内容の目安 |
|---|---|---|---|
| 初心者(省スペース) | 約3〜5万円 | ほぼ0円 | 可変式ダンベル+トレーニングマット中心 |
| 中級者(しっかり自宅トレ) | 約10〜20万円 | 約1,000〜2,000円 | ベンチ・バーベル・プレートなど導入 |
| 本格派(半ジム仕様) | 約30〜50万円以上 | 約3,000円〜 | パワーラック・マルチマシン・床施工 |
月7,000〜10,000円ほどのジム会費を支払っている場合、
1〜2年分の費用で十分なホームジムを構築可能です。
「最初は最低限、必要に応じてアップグレードする」方法が、コスト的にも失敗が少なくおすすめです。
ホームジムの主な費用内訳
ホームジム構築の費用は、「器具代」だけではありません。
見落としがちなポイントまで含めて、項目ごとに整理してみましょう。
| 項目 | 内容 | 目安費用 | 補足ポイント |
|---|---|---|---|
| 器具費用 | ダンベル・ベンチ・バーベル・ラックなど | 約1〜30万円 | 目的別に優先度を決めて段階的に揃える |
| 床材・防音対策費用 | トレーニングマット・防振ラバーなど | 約3,000円〜/㎡ | 安全性と防音対策は賃貸では特に重要 |
| 維持・メンテナンス費用 | グリップ交換・潤滑油・除菌用品など | 年間3,000円〜1万円程度 | 清潔・安全を保つための必要経費 |
| 環境整備費用 | エアコン・照明・電気など | 月1,000〜2,000円 | 快適な環境がトレーニング継続の鍵 |
器具費用(最も変動が大きい項目)
ホームジムの中心となる費用です。ブランドや目的によって差があります。
代表的な器具と相場:
- 可変式ダンベル:1〜3万円
- フラットベンチ:1〜2万円
- バーベル+プレート:3〜8万円
- パワーラック:5〜15万円
- マルチマシン:10〜30万円
まずは「目的に合わせた最低限の器具」から揃えましょう。
筋肥大を目指す人と、健康維持目的の人では必要な投資が違います。
JUNまずは可変式ダンベルとフラットベンチがおすすめです。
ホームジムにまずそろえたい器具を、こちらで詳しく紹介しています
▶ これさえあれば大丈夫!自宅トレーニングを始めるための最優先のアイテム4選
床材・防音対策費用
トレーニングマットや防振マットなど、床への投資は安全性の確保につながります。
賃貸なら特に必須です。
目安費用:
- トレーニングマット:3,000〜10,000円
- 防音・防振ラバー:1㎡あたり3,000円前後
将来的に「器具を増やす予定」があるなら、耐荷重性の高いマットを最初に導入しておくと効率的です。



器具を設置するスペースだけでも覆えると安心です!
維持・メンテナンス費用
器具は長持ちしますが、使い続けるために適切なメンテナンスも必要です。
主な維持費:
- グリップ交換・潤滑油など:年間3,000円前後
- トレーニングマット交換:2〜3年ごとに1〜2万円
- 清掃用具・除菌用品:月500円程度
電気・空調・照明などの環境整備費用
特に夏場や冬場は、空調があるかどうかで快適性が大きく変わります。
月額目安:
- エアコン稼働:1,000〜2,000円
- 照明・電気:数百円程度
快適な環境を整えることで、トレーニングの「継続率」が上がります。
快適な環境を整えることで、トレーニングの「継続率」が上がります。
初期費用を抑える3つのコツ【失敗しない節約術】


ホームジムを安く構築したいなら、「順番と優先度」を見極めることが大切です。
以下の3つのコツを押さえましょう。
① 優先度の高い器具から揃える
最初にすべて揃える必要はありません。
私が指導現場でよく推奨している“最低限の3点セット”は次の通りです。
- 可変式ダンベル(1〜3万円)
- フラットベンチ(1〜2万円)
- トレーニングマット(5,000円前後)
このセットだけでも全身の筋トレが可能です。
② 中古・リユース品を上手に活用する
最近では、メルカリやジモティーなどで状態の良い中古品が多く出回っています。
ただし、安全性・サビ・動作確認は必ずチェックしましょう。
特に可動部のあるベンチやマシンは「実物確認」がベストです。
③ 段階的にアップグレードする
最初から完璧を目指すと予算が膨らみます。
「トレーニングの習慣化 → 買い足し」という順序がもっともムダがありません。
維持費・ランニングコストの実態【ジム通いとの比較】


ホームジムの月々の維持費は、ほとんどかかりません。
主な支出は電気代と消耗品のみ。
目安:
- 電気・照明:月1,000円前後
- 清掃用品など:月500円程度
一方、ジム通いでは月7,000〜10,000円の会費が発生します。
つまり、ホームジムは1年で元を取れる計算です。



とりあえず小さい規模で始めてみるといいよ!
費用比較
| 項目 | ホームジム | ジム通い |
|---|---|---|
| 初期費用 | 約10〜30万円 | 0円 |
| 月額維持費 | 約1,000〜2,000円 | 約8,000円 |
| 1年合計 | 約12万円前後 | 約9〜12万円 |
| 3年後の総額 | 約15万円前後 | 約30万円超 |
「3年で倍の差」が出るため、長期的に見ればホームジムが圧倒的にお得です。
ホームジムとジム通いの比較について、もっと詳しく知りたい方はこちらをご覧ください。
▶ 【2025年最新】ホームジムvsジム通い徹底比較|あなたに最適な選択を科学的に判断
ホームジムの費用をムダにしないための設計ポイント


せっかく作るなら、ムダのない費用配分で長く使える環境を作りましょう。
トレーナーとして見てきた“失敗しない3つの設計ポイント”を紹介します。
① 目的を明確にしてから器具を選ぶ
目的を決めずに器具を買うと、使わないものが増えがちです。
「筋肥大」「健康維持」「リハビリ」など、目的を明確にしておきましょう。
② 将来拡張を前提にしたレイアウト設計
ラックやベンチを買い足す可能性を考え、最初から動線を意識した配置にしておくと後がラクです。
狭いスペースでも、動線と収納を工夫すれば快適に使えます。
③ スペースと天井高を確認
特にパワーラック導入時は、天井高が足りないケースが多いです。
購入前に「高さ+20cm」程度の余裕を見ておくのが安全です。
【プロの視点】費用対効果を最大化するホームジム構築術
費用を抑えるだけでなく、「どこに投資すべきか」を見極めることが大切です。
費用をかけるべき部分
- 安全性(器具の安定性・耐荷重)
- 継続性(快適な環境・動線)
- 使用感(ストレスの少ない操作性)
節約しても問題ない部分
- デザイン・ブランド志向
- 一度にすべて揃えること
長く継続できる環境を整えることが、最もコスパの良い投資です。
〇〇について、もっと詳しく知りたい方はこちらをご覧ください。
▶ 【初めてでも安心】ホームジムの作り方|器具・スペース・防音まで失敗しない構築手順をプロが解説!
まとめ:ホームジムは工夫次第で誰でも実現できる
ホームジムの費用は決して高額ではなく、目的と工夫次第で誰でも構築可能です。
- 初心者なら約3〜5万円で十分スタートできる
- 維持費は月1,000円前後でほぼノーランニングコスト
- 一年でジム会費分を回収可能
初めての方は、「可変式ダンベル+ベンチ+マット」から始めてみましょう。
少しずつアップグレードすることで、理想のトレーニング環境が完成します。
最後まで読んでくださり、ありがとうございます。
次は「ホームジムの防音・床対策」記事で、より快適な環境づくりのポイントをチェックしてみてください。
あなたのトレーニングライフが、より自由で継続しやすいものになりますように。
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