ジムと自宅トレーニングはどちらがオススメ?選び方のポイントを徹底解説!


筋トレ初心者の方必見の内容です!



具体的にどうすればいいか分かるよ!
ジムに行ってみたいけど、無難に自宅から始めたほうがいいのか悩むなぁ。。。
そんな方に向けて、ジムと自宅のどちらを選ぶべきかというポイントを解説します。
- ジムに通うか迷っている方にオススメな方法
- 初めてジムに通ってみた人が直面すること
- ジムがおすすめな人
- 自宅トレーニングがおすすめな人


- 指導歴16年のパーソナルトレーナー
- プロスポーツ選手から健康管理の一般の方まで幅広く指導
- 公共施設のジムに勤務経験あり
- ジム業界にも精通
ジム通いを迷っている方にオススメな方法


- とりあえず自宅でトレーニングを始めてみる
- 近所のジムのキャンペーンで入会する
- 会費の安い24時間ジムに入会する
- 公共施設のジムに入会する
とりあえず自宅でトレーニングを始めてみる
まずは自宅で自重トレーニングを始めてみるのも良いと思います。いきなりジムでトレーニングを始めた方は筋肉痛になってしばらく通えなくなり、結果モチベーションが下がってしまうということもあります。
自宅でトレーニングを続けてみて、物足りなくなったらジムに行くと、より自然にステップアップしていけると思います。
▼「おうちトレーニング」の始め方についてはコチラ
近所のジムのキャンペーンで入会する
ジムを続けるうえで、通いやすいことは大きなメリットなので近所から探してみてください。



トレーニング歴が長い人ほど近所のジムが一番と言っています。
ジムの公式ホームページを確認すると、入会キャンペーンというものが頻繁に行われています。
運動経験があまりない方は24時間ジムではなく、総合フィットネスジムをおすすめします。
総合フィットネスジムにはトレーナーなどのインストラクターが常駐しています。マシンの使い方などを質問することができるので安心です。



特に女性の方にはスタジオレッスンがおすすめです。ボクササイズ、ヨガ、ストレッチ、バーベルエクササイズなどいろいろあります!



それだけでも通う価値があるね!
総合フィットネスジム | 24時間ジム | 公共施設のジム | |
---|---|---|---|
月会費 | 高い | 安い | とても安い |
価格帯 | 8000円〜12000円 | 3000円〜9000円 | 1回300円前後 |
営業時間 | 午前9時〜午後10時 | 24時間営業 | 午前9時〜午後10時 |
設備 | 店舗によって大きく異なる | 新しいので比較的充実 | 不足気味 |
シャワー | あり | なし | 場所による |
プール | あり | なし | なし |
スタジオレッスン | あり | なし | ほとんどなし |
会費の安い24時間ジムに入会する
スタッフも常駐しない無人経営の24時間ジムも多いです。入会時の施設説明もプリントを配られて終わりのときもありますので、初心者には少し難しいかもしれません。



部活などでマシンに触ったことのある方は問題なく通えます。
公共施設のジムに入会する
知らない方も多いのですが、ほとんどの自治体には公共のジムがあります。
利用料も安く、最低限の設備があります。
初回講習(1時間ほど)を受講すると自由に使用可能
1回の利用料は300円前後
1回2時間の時間制限
定期券のあるジムもある(月に10回以上通う場合はお得になることが多い)
初めてジムに通ってみた人が直面すること


ジムの公式ホームページを見てもわからないことは結構あります。



トレーナー歴16年の私でも実際にそのジムに行かないとわからないことも多いです。
- トレーナーの指導スタイルと質
- ジムの雰囲気
- ジム内の固有のマナー
- 継続することの難しくさせる要因
トレーナーの指導スタイルと質
トレーナーの質は人によって大きく差があります。自分の要望をしっかり聞いてくれて、過度な押し付けのないトレーナーさんは概ね良いトレーナーが多いです。各種目の基本的なフォームを説明してもらえれば十分なので、あとは自分の好みのやり方でやってもらって大丈夫です。
マシンの使い方やジム内のマナーなどの説明が不十分な場合は、始めのうちにどんどん質問して不明点を解消してしまいましょう。
ゴールドジムなどトレーナーの認定制度のあるジムは、トレーナーの質が担保されています。
ジムの雰囲気
ジムには様々な人がいて、初心者から経験者までいます。最初は周囲が気になってしまうと思いますが自然に慣れるので全く問題ありません。



声をかけられたくなかったり、集中したい人は好きな音楽を聴きながらやるといいよ!
ジム内のマナー
ジムには暗黙のルールやマナーがあります。
もし分からないことがあればスタッフに聞けば大丈夫なので心配いりません。
- トレーニング後にマシンや器具を消毒し、汗を拭き取る
- マシンの使用後、マシンの設定を元に戻して次の利用者に配慮する
- 大声での会話を控える
- マシンや器具を乱暴に扱わない
- セット間の休憩時に譲り合いをする
- マシンで休んでスマホをいじらない



あまり細かいことを気にせず、やりながら覚えていってください!



イヤホンなどで音楽聴きながらやるのは大丈夫だよ!
継続することの難しさ
始めはモチベーションに満ち溢れていても、さまざまな障害が邪魔をして、続けること自体が難しく感じることもあります。
- 目標が高すぎて挫折
- 効果がすぐに実感できない
- 時間がない
- 疲れがたまる
- ジムが混んでいる
- トレーニングメニューに飽きる
- ジムが遠い
- 費用が高い
実際、ジム通いを継続することは難しいので、細かい目標を設定して達成感を得ることを重視して運動が習慣化できる
まで頑張りましょう!
▼ジムを1年間続けられる人は4%未満。
ブラジルの5000人規模のスポーツジムで、2005年から2014年に行われた研究によると、
Adherence to physical activity in an unsupervised setting: Explanatory variables for high attrition rates among fitness center members
フィットネスジムの継続率は、開始から3ヶ月後で37%、1年後にはたった4%未満まで減少するというデータが公表されています。
SPERANDEI, Sandro; VIEIRA, Marcelo C.; REIS, Arianne C. Adherence to physical activity in an unsupervised setting: Explanatory



続けるのは大変ですが、それだからこそ人との差が生まれるのです!



月に何回通ったか数えて、それをモチベーションにしている人も多いよ!
▼ジム通いに今度こそ挫折しない方法はこちら
実際にジムに入会しても続けられなかった人の原因と対処法を解説!


ジムに通う頻度はジムを継続するうえでも重要なことです。
週に1回しか通えない場合、月間で4回になります。
大抵の人がこれではもったいない気がして、ジムをやめてしまう原因になっています。
仕事や育児、学校の勉強などで忙しい方も、ジムに入会してみたものの、思ったように通うことができずにストレスを感じてしまうことも多いです。
この場合の対処法
- 気軽に始められる家トレからやってみる
- ジム通いを週1回にあらかじめ固定してしまう
- 通える曜日や時間帯を表にしてスキマ時間を見つけておく
家トレから始める場合
「週に何回やらないと損」というようなことを気にせずに気楽に取り組めます。
自分のペースで取り組めるため、1つずつ種目を学んだりマスターしながら進めることができます。ジムでは気になる種目の動画を確認しながらやってみることは難しいですが、家なら誰に気兼ねすることなくできます。
家でやるには物足りなくなったらときにジムに通ってみるというステップを踏むと、モチベーション高く取り組めます。
ジム通いを週1回にあらかじめ固定してしまう
そうすることで「今週は1回しか行けてないな」などとストレスになってしまうことが防げます。筋トレは続けることが最も大切なので本来なら週に1回でも問題ありません。しかし、実際は会費も支払っているので焦ってしまうものなのです。
最低限の回数を設定して、多めに通えたときは頑張れて良かったという考えを持つと気軽になるのでオススメです。



ジムの新規入会キャンペーンなどを利用して短期間だけお試しで通ってみることもオススメです。
実際に通ってみないとわからないこともあります。
通える曜日や時間帯を表にしてスキマ時間を見つけておく
通いやすい曜日や時間帯をはっきりさせておくことで、今このタイミングで行けなければ次に行けるまで大分日にちが空いてしまう、というように計画的に考えられるようになります。
仕事などで疲れていてジムに行くのが億劫になってしまうこともあります。そんなときにも頑張れることにも繋がるので、通えそうなタイミングを明確にしておきましょう。
例えばこんな感じです
曜日 | 日 | 月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 |
---|---|---|---|---|---|---|---|
部位 | OFF | 胸・三頭 | 背中・二頭 | OFF | OFF | 肩・脚 | OFF |
例えばこのルーティーンでし通えない人の場合、金曜日に「残業があって疲れているから休もう」としてしまうと、次にジムに行けるのが月曜日になってしまいます。
5日連続でOFFになってしまうので、「頑張って金曜はいっておくか!」となるわけです。



さすがに5日は空き過ぎな気がするもんね
ジムがオススメな人


- 初心者の方(指導を受けた方がスムーズに進みます)
- 家に器具を置くスペースがない
- ジムが近所や通勤途中にある
- マシンやウェイトなど充実した設備を利用したい人
- みんながやっている環境のほうが気合が入りやすい人
- 有酸素運動のマシンも充実している
- さまざまなプログラムを楽しみたい人
- モチベーションを維持したい人
自宅トレーニングがオススメな人
トレーニング初心者の方でそれほど運動習慣のない人の場合、ジムに通える頻度が問題になってきます。
- 時間に制約のある人
- 月々の費用を抑えたい人
- 他人の目が気になってしまう人
- リラックスしながらトレーニングしたい人



始めるのに少しお金がかかるというのが自宅トレーニングのデメリットです。
まとめ
はじめてのトレーニングはモチベーションが一番高い時期なので、ワクワク感のあるものを選んでみることをおすすめします。
ぜひ思い切ってトレーニングライフを始めてみてください!
- 初心者:自宅か総合フィットネスジム、公共ジム
- 女性:総合フィットネスジム(スタジオエクササイズがおすすめ)
- 経験者:自宅、総合フィットネスジム、24時間ジム、公共ジム
なにかわからないことがあれば、お気軽にコチラからご質問ください。
https://x.com/ouchi_training_
最後までお読みいただきありがとうございました。
トレーニングに取り組む際の参考にしていただけたら幸いです。