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【Q&A】夏風邪が長引くのはなぜ?早く治すための3つの回復ポイント

「夏風邪を引いて数日たつのに、なかなか治らない…」

そんな違和感を抱いたことがある方は、実は少なくありません。
夏風邪は冬の風邪とは原因も症状も異なり冷房や脱水、睡眠不足など夏特有の環境要因が重なることで、回復が遅れるケースが多いのです。

本記事では、「夏風邪がなかなか治らない」と感じる方に向けて、今日からできる3つの回復ポイントを具体的に解説します。体調を早く整えるための食事・睡眠・生活習慣のヒントをぜひご活用ください。

JUN

本記事は、パーソナルトレーナー歴16年の筆者が医師や各分野の専門家の協力を得て作成しています。

夏風邪がなかなか治りません。どうすれば回復を早められますか?

体を温めて、栄養・脱水対策・安静の3本柱を整えるのが基本です!

なぜ夏風邪は長引きやすいのか?

夏風邪は、単なる風邪よりも回復に時間がかかる傾向があります。

理由としては、

  • 外気温との気温差や冷房による自律神経の乱れ
  • 暑さによる食欲・睡眠不足
  • 発汗による脱水:水分・ミネラルの不足

などが夏特有の条件が重なりやすく免疫力が働きづらい状態になるからです。
咳が長引く場合はマイコプラズマ肺炎や新型コロナなどの感染症の可能性もあるため、早めの医療機関の受診も検討しましょう。

夏風邪を早く治す3つのポイント

① 安静にして体と腸を温める

夏風邪の回復には副交感神経優位=リラックス状態を保つことがカギです。

実践アドバイス:

  • できる限り横になって休養をとる
  • 冷房の風を直接受けないようにする
  • 腹巻きや温かい飲み物でお腹を温める
  • 入浴は短時間のぬるめ湯でリラックス効果を高める

特に腸には免疫細胞の6〜7割が集まるため、腸を冷やさない工夫が重要です。

② 栄養と水分・ミネラルをしっかり補う

風邪の回復には、体力と免疫の材料となる栄養素が欠かせません。
また、発熱や下痢によって脱水や電解質不足が進むと、消化機能も落ちてしまいます。

栄養面でのポイント:

栄養素具体例目的
炭水化物おかゆ・うどん・バナナエネルギー源
タンパク質卵・豆腐・鶏肉(消化しやすいもの)免疫細胞の材料
塩分・電解質スープ・味噌汁・経口補水液水分とミネラルの補給

胃酸の材料でもある塩素ミネラル)が不足すると、さらに食欲不振を招く可能性もあります。
水分だけでなく、ナトリウム・カリウムなどの補給も意識しましょう。

③ 睡眠をしっかりとり、回復モードを維持する

十分な睡眠をとることが、自然治癒力を高めるうえで大切とされています。
特に夏は、夜間の室温や湿度、冷房の設定の難しさから眠りの質が低下しがちです。

睡眠改善のヒント:

  • 就寝1時間前にスマホ・PCをオフ
  • 冷房は28℃前後を目安に設定して、風が直接当たらないように
  • 湿度は50〜60%をキープ(加湿器や濡れタオルも有効)
  • アイス枕や冷感パジャマで体温調整をサポート
  • 寝具を外に干すなど、発汗による湿気対策

質の高い睡眠で免疫力と回復力を高めることが、大切になります。

夏風邪が続くときは、生活習慣の見直しがカギ

「薬を飲んでもすぐ治らない」「だるさが抜けない」
そんなときこそ、日々のリズムを整えることが大切です。

✅ チェックしておきたい生活習慣:

項目良い生活習慣NG例
睡眠7時間以上の深い睡眠就寝が毎日バラバラ、冷房の節約で暑い
食事消化に良く栄養のある食事冷たい飲み物・偏った食生活
水分補給1.5〜2Lの水・電解質水分をあまり摂らない
冷え対策腹巻き・スープなどで温める冷房でお腹が冷える生活
ストレスゆったり休養・趣味で息抜き忙しさで休めずイライラが続く
たろうくん

体を休めてリラックスしてね。

まとめ|夏風邪を長引かせないために今すぐできること

夏風邪は「体が弱っているサイン」
だからこそ、がんばりすぎずに回復モードを優先することが最優先です。

✔ 体と腸を冷やさない
✔ 水分と塩分をしっかり補給する
✔ 睡眠を削らず、しっかり休む

症状が長引くときは、「疲れがたまっているかも」と捉え、自分を労わる時間を意識的に作るようにしてみてください。

※本記事は一般的な情報提供を目的としたものであり、医療行為・健康指導を目的としたものではありません。個人の症状や健康状態については、医師や専門家にご相談ください。

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